この日は、パンコーディネーターの真野則子先生による“パンと野菜のおいしい関係を見つける”ことをテーマにした手作りパン教室。

 

旬野菜の玉ねぎを焼きこんだ、簡単で美味しく作ることができるパンを作り、参加者全員で焼きたてのパンを囲んでのランチを楽しむという内容です。

作ったパンは２種類。玉ねぎをサイコロ状に切ったものをそのまま生地に直接混ぜ込み、まん丸く成形したシンプルなオニオンバンズと、同じ生地にトマトペーストを巻き込んでトマト風味をプラスしたちょっと大きめのローフタイプを、生地づくりから焼き上げまでを行いました。
パン作りは、製法時のポイントだけではなく、材料一つ一つの説明や、パンの栄養について。そして食べ方や保存方法まで丁寧にわかりやすく説明していただき、非常に勉強になります。

 

また、今回のもう一つテーマでもある野菜についてのミニセミナーも、野菜ソムリエの資格も持つ真野先生ならでは。パンが発酵している時間を利用し、本日使用した旬の野菜「玉ねぎ」と「トマト」の選び方や栄養、保存法、調理法のコツなどといった、普段の生活に役立つお話が充実しており、受講者も一生懸命に耳を傾けていました。

パンが焼き上がったのは13時過ぎ。すこしお腹がすいてきたところに、あまく香ばしい玉ねぎの香りと、パンの表面に塗った醤油の香ばしい香りが混ざり合い、部屋に充満してくると、一気にお腹もすいてきます。
全員のパンが焼き上がり、自分たちで作ったパンの写真会が終了した後、ハムや野菜の盛り合わせと真野先生お手製の玉ねぎドレッシングで軽いランチを楽しみながら、あっという間時間になってしまいました。

 

参加いただいた方々からは、パン作りだけではなく、野菜とのコラボレーションが楽しく、充実したという声を多く頂きました。ありがとうございます。

 

《講師プロフィール》
真野則子

パンコーディネーターとジュニア・ベジタブル＆フルーツマイスターの資格をもち、パンと野菜の楽しみ方をもっと多くの人に伝えたい、という思いから、野菜や果物を盛り込んだヘルシーで簡単なパンのレシピ開発を行っている。また、800件を超える野菜と果物のフレッシュジュースのレシピも提案しており、雑誌等でのジュース特集での監修も行っている。