- 日時:
- 2008年5月5日(月)こどもの日
- 時間:
- 16:00〜18:00
- 場所:
- FAMER'S MARKET二子玉川2F ゆっくりとカフェ
- 講師:
- 西方 裕次(ブルゴーニュ魂ワインセミナー主宰/パンコーディネーター)
ワインを美味しく味わうときに、おいしいパンの存在は欠かせません。ワインが葡萄の産地や品種、農家によって風味の個性が多様にあるように、パンも原材料や製法によってたくさんの種類があり、またその楽しみ方はさまざままです。このワークショップでは、パンとワインのおいしい関係を改めて発見していただくことを目的に開催されました。
講師は、ワインセミナー講師として、活動をしておられる西方先生。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート/IWPA認定ワインアドバイザーの資格に加え、この度、一般社団法人 日本パンコーディネーター協会認定 パンコーディネーターの資格を取得されました。普段もパン好きとして国内外関わらずおいしいパンを求めて積極的に活動され、楽しいトークはもちろん、人との交流や出会いを大切にしている西方先生のきさくな人柄も人気を呼ぶ理由の一つです。
今回先生がご用意したワインはブルゴーニュ産の赤・白3種類。パンは成形が異なるバゲット2種類、パンドカンパーニュ、ライ麦パン、ブリオッシュ、クロワッサン、ドライフルーツ入りパン、胡桃入り全粒粉パンの計8種類をご用意。それぞれ特徴の異なるパンを取り揃えました。
まず最初は、これから夏に向けてピッタリなすっきりと軽くて夏向きのワイン3種類のテイスティングから。同じ白ワインでも後口に残るフローラルな風味が余韻を残すものの、すっきりとした清涼感のあるもの、を飲み比べました。単体ではわかりにくい違いも、比較して飲み比べることでその違いは明らかにわかります。「(前者は)蜂蜜やバターとの相性がよいので、バターをたっぷりと練りこんだブリオッシュと一緒に味わってみてください」と先生。
なるほど!パンと一緒に味わうことで相性の良し悪しがよく理解できます。ブリオッシュだけでなく、クロワッサンとも非常によく合います。
ところどころで声がわきあがり、グループごとに話が弾んでいました。
《アンケートの声より》
「ワインとパン、一番シンプルな取り合わせなのに色々なことがわかり、今後自分で楽しむ知識が増えました。パンと一緒にワインを飲むのが楽しくなりそうです。パンに対する見方もずいぶん変わりました。」
「ワインはあまり得意ではありませんでしたが、非常に楽しめました。また、ワインにもチャレンジしたくなりました」
「パンとの組み合わせを考えたことがなかったので、パンの種類によるワインの味の違いを知りました。パンでワインの味が上がりました。」
今回はワインの知識は初級編でしたが、次回は中級、上級・・と、もっとマニアックで専門的な内容も織り交ぜたワークショップも今後ぜひ開催したい、と西方先生。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
<講師プロフィール>
西方裕次
株式会社コモード代表取締役 日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート/IWPA認定ワインアドバイザー/パンコーディネーター ブルゴーニュ魂ワインセミナー主宰 ワインセミナー講師として、主に首都圏・中部圏・近畿圏を中心に活動。ミシュランの星つきレストランからカフェ、語学学校、ホテルなど食空間のあらゆる場面にて、ワインと食の楽しみ方をテーマに、ハッピー・ワイン・セミナーを開催している。