厚み4ｃｍ、ふんわりおしゃれなひと皿。優しいおまめのスープと一緒にしあわせランチ♪
メニュー/ローストチキンと舞茸のタルティーヌ・大豆とズッキーニのスープ

 

勉強熱心な眼差しが印象的な和田陽子先生。地元大宮でタルティーヌを始めとしたパンと料理の教室「cucin amica」を主宰されていらっしゃいます。こだわりと愛情を持って素材を選び、とりわけ強力粉の特性を上手く引き出し、風味豊かなパン作りにつなげています。詳細は和田先生のブログからご覧ください。

ここでは、cucin amica流のパン・ド・カンパーニュを使ったタルティーヌを紹介してくださいました。 ところで皆さんは「タルティーヌ」ってご存知ですか？言葉の響きから甘いお菓子を想像してしまうかたもいらっしゃるかと思いますが、サンドイッチに対するオープンサンドのことで、フレンチスタイルのものを「タルティーヌ」と呼びます。フランスのカフェでは定番メニューとして知られています。

まずは料理の下ごしらえからスタートです。メインは鶏肉。鶏もものマリネ、ささみからとるブイヨンなど詳しく伝授。このお話だけでも、我が家の食卓に変化が起きること間違いありません。とても勉強になりワクワクが止まりません。

ローストチキンの香ばしさが漂う中、別のコンロでは大豆とズッキーニのスープをコトコト。大豆のゆで方も教えてくれます。次に先生お手製のパン・ド・カンパーニュを厚く切り分け、じゃがいもとたっぷりのチーズをのせてオーブンへ。さぁ、いよいよクライマックスです。舞茸ソースをさらりと仕上げて選手がすべて揃いました。各自で自由に盛付けを楽しみ、試食の時間です。いちばん笑顔がこぼれる時です。

談笑しながらタルティーヌを頬張ります。無意識に口から出る言葉は「おいしい」の4文字。そんな時にも先生は席につかず忙しくしているな、と眼で追っているとデザートの用意をしてくださっています。スープを飲みほす頃にテーブルに置かれた先生のプラスハートは、チーズケーキと紅茶でした。ますます笑顔で明るくなりました。 和食懐石料理教室の講師アシスタントをされていることもあり、繊細な感性が光ります。今日はもてなしの心をそっと教えてもらった1日となりました。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。（レポート：cotocoto ）

《講師プロフィール》

和田　陽子

パンコーディネーター
和食懐石料理教室「手まり」アシスタント経験を生かし、パン&タルティーヌ教室をさいたま市の自宅にオープン。
少人数制の教室は、パン作りと一緒にパンのペアリング考えた料理を作ります。
パン&タルティーヌ教室cucin amica　
http://cucinamica.blog21.fc2.com/