パンコーディネーター和田陽子先生によるタルティーヌ教室第2弾です！
“タルティーヌ”とは、スライスしたパンに様々な具材をのせて一緒に楽しむオープンサンドのこと。フランスではカフェの定番パン料理の一つでもあります。パンをもっと美味しくするペアリング（組合わせ）を楽しむこと、を合言葉に“タルティーヌ”作りに挑戦します！使用するパンは大きなカンパーニュ。和田先生のお手製です。

今日のごちそうタルティーヌは数種類のキノコと乾燥ポルチーニのペースト、生ハムをのせて作りましょう。付け合わせのパスタ、スープも一緒に用意していきます。
美味しいものは、ついついたくさん入れてしまいたくなるけれど、乾燥ポルチーニは入れすぎると大変なことになるので気をつけて、とポルチーニ茸の扱い方から料理がスタートしました。

今日のタルティーヌは香りを存分に楽しむ内容のようです。香りがいいとお料理も楽しくなってきますから、皆さま終始笑顔でした。パスタをゆでている横でスープを仕上げていきます。
じゃがいもとセロリのポタージュスープでは、お酒の使い方のポイントを教えてくれました。聞いた感じ、見た感じでは白ワインを使いたくなる材料なのですが、ここで使うのが日本酒。懐石料理教室でお仕事をされていることもあり、調味料の使い方にも繊細な技が隠れていますね。 味見をして途中経過を確認したり、仕上げの盛付けをしたり、手際良く試食の準備が進みます。

大きく切り分けたカンパーニュのボリュームに皆さまびっくりしていましたが、口にして納得されたとのこと。パンと具材バランスが絶妙ですって。食事としてのバランス、おつまみとしてのバランスを改めて考えるきっかけになったようですね。
パン好きの皆さまが集まりましたので会話がどんどん弾みます。 「“パンと料理“ではなく“パン料理”を知ってパンの食べ方が広がった」と皆さま揃って仰っていました。質問にも丁寧にお話ししてくださる和田先生のお人柄も皆さまの印象に深く残ったのではないでしょうか。和やかでいい時間でした。
ごちそうタルティーヌに優しいスープを添えて、、、ちょっとした記念日に取り入れていただけたらと思います。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。（レポート：cotocoto ）

《講師プロフィール》

和田 陽子

パンコーディネーター
和食懐石料理教室「手まり」　アシスタント経験を生かし、cucin amicaパン&タルティーヌ教室を、さいたま市の自宅にてオープン。
少人数制の教室は、パン作りと一緒にパンとのペアリング考えた料理作りとタルティーヌランチを楽しめます。
cucin amicaパン&タルティーヌ教室
http://cucinamica.blog21.fc2.com/