パンコーディネーターがお薦めするおいしい食べ方
トーストにハム・卵・チーズをのせて朝食に
イングリッシュマフィン
素材の味を活かす優しい味わいと、歯切れのよいソフトな口あたりのイングリッシュマフィンは、どんな食材とも相性抜群。熱々にバターやジャム、はちみつを塗って。またハムや卵、チーズをのせたトーストも朝食におすすめです。平たい円筒型を活かしたサンドイッチメニューと、ジャムとはちみつを使ったレシピをご紹介します。
チーズエッグベネディクト
トーストしたマフィンにバターを塗り、ハム、ポーチドエッグ、チーズをサンドします。
※エッグベネディクトとは、イングリッシュマフィンの上にハム(またはベーコン)、ポーチドエッグ、オランデーズソースをかけた料理です。今回はオランデーズソースの代わりにとろけるタイプのチーズを使いハンバーガー風にアレンジしました。
甘く楽しむならバターでコクを添えて
バター&マーマレード
トーストしたマフィンにバターとマーマレードを塗ります。
※カリカリにトーストしたイングリッシュマフィンのざっくり感と、マーマレードのほろ苦くインパクトのある風味と食感は好相性。バターを塗ることでコクが生まれます。
ホールウィートマフィン
ホールウィート(全粒粉)入りのざっくりとした生地に、レーズンのジューシーでやさしい甘さと、シナモンのさわやかで上品な香りが広がる、贅沢なイングリッシュマフィンです。
クリームチーズ&はちみつ
トーストしたマフィンにバターを塗り、その上にクリームチーズとはちみつを塗ります。
※レーズンとシナモンのやさしい甘さに、バターのコクとクリームチーズのまろやかな塩味と香り、柑橘系はちみつのさわやかな甘さがよく合います。
イングリッシュマフィンをおいしく味わうために
イングリッシュマフィンは表面のカリッとした口あたりと香ばしさがポイント。 おいしく食べるためのトーストをご紹介します。
1) 2つに割る
フォークを使って横半分にざっくりとふたつに割ります。表面がでこぼこになり、水分が飛びやすくトーストしたときに、よりカリカリっと軽い食感に焼きあがります。
2) トースターで焼く
あらかじめ温めておいたトースターで、こんがりと焼き色が付くまで焼きます。(トースターを温めておくと、パンの乾燥が防げて短時間でカリっと、ふんわりのおいしいトーストに仕上がります)
3) バターやジャムを塗る
表面のでこぼこは食感がよくなり、またバターやジャムがしみ込みやすく、さらにおいしくなります。
※ひと手間かけるだけでいろいろな顔をのぞかせるイングリッシュマフィン。さまざまな具材と組み合わせて楽しむことができます。
2003年、一般社団法人 日本パンコーディネーター協会の前身であるパンの食べ方を研究するチームに参加。パンが主役のメニュー開発をおこない、「パンを使ったカフェレシピ講座」や「パン料理講座」においてレシピ提供。
著書、「毎日食べたいごちそうパン料理」(河出書房新社)では、日ごろからパン料理を楽しみ、自らの生活の中から生まれた自慢のアイデアレシピを紹介。パンの魅力を引き出した楽しさに満ちた食べ方の提案を行っている。
◇著書「毎日食べたいごちそうパン料理」河出書房新社
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